はじめましての方ははじめまして。
お久しぶりの方はお久しぶりです。
こんにちは。ヴィラふなきのエセ預言者こと『じょん・たいたー』です。
今日は地域活動で行った、どんど焼きの模様をご覧いただければと思います。
が、その前に『どんど焼き』とはなんぞや?
と、言われる方のために少しだけ。
お正月に飾った門松や注連縄飾り、書初めなんかを燃やす、
というのは皆さんご存じかとは思いますが、
こういった習慣や風習には必ずといっていいほど宗教的な意味合いがあります。
どんど焼きというのは、お正月に門松や注連縄飾りで出迎えた歳神様(お正月にやって来る神様)を、
それらを焼くことによって炎によって見送る火祭りの一種なのだそうです。
『どんど』という名前の由来は、
燃やす際に青竹が爆ぜる音から来ているそうですが、
地方によっては『やははいろ』や『左義長(さぎちょう)』など、
様々な呼び名があるそうです。
ちなみにタイトルになっている『かんがり』とは、長野県の方の呼び名だそうで、
かがり火が転じたとも、歳神様を天に送る(神上がり)とも言われているそうです。
面白いですね?
まぁこんなうんちくはさておき(おいおい)、
我々が行ったどんど焼きは、まず各所に設置した門松の撤収からでした。
利用者さんと力を合わせてちゃっちゃと片します。
1枚目の写真と違いますが撤収後の様子。
なんとなく跡が残っているので
どこにあったのかお分かり頂けるかと思います。
12月に結構苦労して作ったのですが、
撤去するときはあっという間でなんだか寂しいですねぇ。
などと感傷に浸る暇もなくどんど焼きの準備。
楠園の中庭に設置します。
詳しい利用者さん主導の下、円錐状に竹を組んでいきます。
完成ー。
竹を組んだ中にも、着火用に段ボールやら新聞紙、
よく燃える松やなんかを詰めています。
門松作成の際に出た廃材なんかも一緒に燃やします。
神様、これぐらいは許して下さい(笑)
ここまでは前日準備。
そして本日(1月11日)の朝から本番です。
天気も良く、風もあまりないベストな気候の中いざ着火。
もくもくと煙を上げております。
火が収まった頃に楠園のお年寄りの方々がお飾りを投げ入れに来られました。
上手く火の中に入ったかな?
楠園の方におもちやぜんざいもふるまって頂き、
正月行事は終わりを迎えたのでした。
今年がみなさんにとって実り多い1年でありますように。
今回はこの辺で。
ではでは~。