ハイツふなきの アオイロ です。
個別支援として、調理実習を2名の方が行いました。
将来的な一人暮らしの為、あるいは日常の楽しみのひとつとして
多くの利用者が取り組まれます。
1人目の方は、そうめんを作りました。
「薬味は何にするか?錦糸卵の作り方は?食材の切り方は?予算は?」
いろんなことを一緒に考え進めていきました。
では調理開始・・・!
薬味のきゅうりを細切りにします。
切り方を助言、職員の手本を見て、そして実践。
きれいにできました!
調理中の写真を撮り忘れた(^^;)錦糸卵を作り、
これも好みの幅に切っていきました。
他にハムも切り、薬味の完成!
茹でたそうめんを湯切り、冷水でシメます。
最後にしっかりと水を切り、薬味を盛り付けて・・・、
完成です!最近は暑くなってきましたのでピッタリですね!
完食後、感想を聞くと、
「料理はあまりしたことがなかったけど、うまくできたと思う。」
と話されておりました。
今は、次は何を作ろうかと思案されております。
2人目の方は、野菜炒めを作りました。
「包丁の扱いにまだ慣れたい」とのことで、
切る作業の多いこのメニューに決めました。
ピーマンの下処理をした後、切っていきます。
他には、玉ねぎやキャベツについても、
切り方を助言し、実践していきました。
時にはピーラーを使って皮むきをします。
自分のやりやすい道具を選択していくのも重要ですね。
炒め作業!
「フライパンを振るのは難しかった」と後で話されていたように
食材を返すのに苦労されていましたが、
菜箸を使ってうまく炒めることができました!
そして、完成!
味付けはシンプルに塩コショウ。
味見をしながら好みの味になるよう調節されました。
こちらも完食後に感想を聞くと、
「初めてにしてはよくできたと思う。包丁はまだ慣れてないけどできることがわかった。」
と、話されていました。
次の日にも反復練習ということで、余った材料で作られました。
次は煮物に挑戦したいそうです。
現代社会はスーパーやコンビニに多種多様な惣菜やレトルト食品、冷凍食品が販売されており、
もはや料理は生活の必須スキルではないのかもしれません。
また、そういったものをうまく活用することは個人の地域生活の確立に有用なことだとも思います。
その中でも、自分で献立を考えて一生懸命作る食事は、何物にもかえがたい喜びだと思います。
これからも利用者さんが「料理を覚えたい」「やってみたい」という希望、目標が挙がれば、
その喜びが体感できるよう支援していきます。