今回はご高齢の方に多い
お口の中のトラブルについてお話をしようと思います。
歯が残っている方は虫歯や歯のぐらつき、
歯茎からの出血、口臭、歯垢の付着や歯石などがあります。
入れ歯の方は長年の使用による歯のすり減り、カビや歯石、
歯の欠損、ひび割れ、入れ歯のゆるみや違和感などがあります。
いくつか写真でご紹介します。
まずは歯石のついた入れ歯です。
こちらは上顎についた例です。
上顎と入れ歯が直接触れる部分にできています。
義歯洗浄剤や専用ブラシによる
ケアが不足していたと考えられます。
次は入れ歯のすりへりです。
長年の使用により歯の高さが無くなり平らになっています。
次は歯の欠損です。
こちらは長年の使用や衝撃により歯が欠けることがあります。
ご高齢になると筋力低下や認知機能の変化などにより
充分な口腔ケアが難しい場合があります。
また、自覚症状があっても歯医者に行けず
治療や調整ができない場合もあります。
老健ふなきではスタッフで状態確認したり、
訪問歯科の定期受診を受けている方は
専門家による確認を受けることで
異常の早期発見をします。
老健ふなきは、これからも入所者様が
食事を美味しく、安全に食べられるよう
サポートしていきます。