この度新しい職員が増えました。
言語聴覚士です。
どういう職業かというと
話す、聞く、食べるのスペシャリストです。
老健ふなきではご高齢の方が多いため、
飲み込む力が若いころに比べて
弱くなっている方が多いです。
状態に合わせて食事を小さくカットしたり、
ペースト状にすることもあります。
しかし、食べにくければ小さくしたりドロドロにすればいい。
というわけではありません。
その方の飲み込む力に合った食事でなければ
逆に詰まったり、気管に入ったりして
誤嚥や誤嚥性肺炎を引き起こすリスクになります。
そこで、入所者様に適した食事を提供するために
言語聴覚士の出番です。
丁寧に飲み込む状態を確認します。
その後看護師、介護士、栄養士など
多職種で何が一番
「安全」に「美味しく」
食べられるかを考えます。
もちろん入所者様とも話をして最終的に決めます。
毎日3回ある食事。
今後も入所者様の楽しみになるよう
スタッフ全員でサポートいたします。