「ハイツふなき」は、主に精神疾患や障害をお持ちの方が望むそれぞれの「自立」に向けて、入院等による社会と離れた生活から地域生活への第一歩を踏み出す拠点とも言うべき施設です。
まだまだ不安は大きいけれども、「アパートで一人暮らしがしたい」、「家族と暮らしたい」、「仕事がしたい」といった一人一人が思い描く自分らしい生活に向けて、専門のスタッフと一緒に計画を立てて、ゆっくり歩き出しましょう。
「自立訓練(生活訓練)」及び「宿泊型自立訓練では」、地域生活への移行に向けて、個別に必要な準備(訓練)を計画に沿って行います。日中はSST(生活技能訓練)、調理実習、レクリエーション等の日中活動プログラムや支援計画に沿った個別メニュー、掃除・配膳の当番活動等を通じて、生活リズムを整え、生活技能の向上を図ることができます。また、施設に入居し、他のメンバーさんと生活を共にすることで、協調性や自主性を養うことができます。24時間スタッフが常駐し、皆さんの生活をサポートしています。利用期間は原則2年(利用前に長期入院されていた方等は原則3年)までです(市町の判断により最大1年延長可能)。
また、宿泊型自立訓練の空室や既存設備を利用した空床利用型の「短期入所」も実施しています。在宅の利用者様の様々なニーズにあわせて、数日単位での短期間の利用が可能です。
単身生活や家庭復帰といった地域生活への移行を目標とする方に対して、居住・生活の場を提供し、個別支援計画に沿って必要な生活技術の習得、生活リズムの安定、集団生活を通じた対人技術の向上、その他日常生活上の相談や健康管理に関する支援を行います。利用期間は2年(長期入院の方は3年)以内で、地域移行後のフォローも一定期間行います。
地域住民や地元企業・官公庁からの依頼による草刈り、剪定、除草、軽作業など地域に根差した作業メニューを中心に提供し、働くことの喜びと社会参加意識の向上を図ります。また、企業実習など施設外における就労体験も取り入れ、一般就労に向けた支援も積極的に行います。
6:00 | 起床(洗面・着替・掃除) |
7:00 | 体操~朝食準備 |
7:30 | 朝食 |
9:00 | 日中活動(個別メニュー) |
12:00 | 昼食準備~昼食~昼休み |
13:30 | 日中活動(個別メニュー) |
16:00 | 清掃・入浴・夕食準備 |
18:00 | 夕食 |
22:00 | 消灯 |
23:00 | 就寝 |
居室 | 全室個室(20室) 収納付きベッド、エアコン、電話、金庫付き。 テレビ等の持ち込みも可。 |
相談室 | プライバシーを確保した独立した相談室です。 |
食堂・ 多目的室 |
20名収容可能の広いスペース。 大画面テレビを設置、ゲームやカラオケも楽しめます。またパソコンでインターネットの使用もできます。 |
浴室 | 広い浴槽と複数のシャワーを設置。 |
その他 | 各階に暖房便座・温水洗浄機能付きトイレ、 洗面所、洗濯乾燥機を設置しています。 また、就労継続支援専用の作業棟もあります。 |